
宮本葉月による新ウィメンズブランド「メッキ(MEKKI)」が、2021年春夏シーズンにデビューする。デビューコレクションを関係者向けの展示会で披露した。
宮本は1981年福岡県出身。セレクトショップの販売員からファッション業界でのキャリアをスタートさせ、その後はインポートブランドのPRや企画、国内ブランドのディレクションなど幅広く活動し、2015年に自身の会社マッハバールを設立した。マッハバールではファッションやビューティーブランドを中心に、ブランディングのディレクション、広告、PR、コンサルティングといった幅広い業務を展開している。ブランド立ち上げ準備は今年6月に始動。メッキはマッハバールの元で運営していく予定で、自身でPRなども行うという。コレクションは春夏と秋冬の年2回の発表を予定している。
メッキでは「メッキは加工させるものだけれども、丁寧に手を加え加工されたものを纏うことで誰しもを輝かせる。メッキが剥がれ落ちていく時も、また新たに加工していく時もより輝いていける」をコンセプトに掲げ、メインターゲットは30代の高感度な女性に設定。アイテムは全て日本製で、身体のラインが美しく見えるシルエットを追求した。デビューコレクションでは、ラッフルをふんだんに配したサテンドレス(8万円)やブラウス(4万8000円)、ビッグリボンをデザインしたシルクブラウス(6万5000円)、ポリエステルやリネンを採用したチェック柄のセットアップ(5万8000~7万2000円)、オリジナルのグラフィックをデザインしたTシャツ(1万5000円)、キャンドル(7200円/いずれも税別)など全17型をラインナップ。ルックのモデルには福士リナを起用した。