【コラム】世界に問う ジャパニーズブランドの実力

 ジャパニーズブランドの実力を、グローバルに発信する試みが勢いづいている。東日本大震災がバネになった形で、クリエイターやプロデューサーの意識とモチベーションがそろって、パワーに転じた。デザイナーたちの創造力に、上質な素材や職人気質のものづくりなども加わって、日本ファッションの底力を見せる2012年になりそうだ。


世界に問う ジャパニーズブランドの実力の画像を拡大

 イタリアを代表するメンズプレタポルテ見本市「Pitti Immagine Uomo(ピッティ・イマージネ・ウオモ)」に参加するのは、東京を代表する約20のブランド。「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO(メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京)」と看板を掛け替えて10月に開催された東京コレクションの最終日を飾ったファッションイベント「VERSUS TOKYO(ヴァーサス トーキョー)」がイタリアに乗り込む。東京開催に引き続き、数々のセレクトショップを成功に導いた伝説を持つバイヤー吉井雄一氏がオーガナイザーを務める。  2012年2月の「Mercedes-Benz Fashion Week」(通称ニューヨークコレクション)期間中に、日本のレザーファッションを披露する「LEATHER JAPAN 2012」が現地で開催される。「genten(ゲンテン)」をはじめ、LADY GAGA(レディー・ガガ)ご愛用のかかとのない靴で有名な「NORITAKA TATEHANA(ノリタカ タテハナ)」、こちらもガガを包んだボディードレスで知られる「SOMARTA(ソマルタ)」などのブランドが参加。世界にジャパン・レザー・ファッションをアピールする。プレゼンテーション会場はメイン会場のリンカーンセンター内だ。  グローバル展開の流れは、2011年から盛り上がりの兆しを見せていた。新鋭デザイナーのグローバル進出を後押しするプロジェクト「tokyoeye(トーキョーアイ)」では、パリで3月に展示会を開き、東京コレクション参加ブランドの「motonari ono(モトナリオノ)」や、「Naoshi Sawayanagi(ナオシ サワヤナギ)」などをヨーロッパのバイヤーに引き合わせた。初の海外出展で取引が決まったブランドも出たという。サウジアラビアのショップから、その場でオーダーを受けたブランドもあった。インドでもショーや展示会を開いて、「araisara(アライサラ)」「SOMARTA」などのブランドを売り込んだ。  2012年春夏のバンクーバー・ファッションウィークには、日本から山本尚美氏がデザインする「tiny dinosaur(タイニーダイナソー)」が参加した。ロシアや米国などでも作品を発表してきた「tiny dinosaur」はこの出展をきっかけに、北米での取り引き先がさらに広がったという。  メンズブランドの「N.HOOLYWOOD(エヌハリウッド)」は2011年春夏コレクションから、ニューヨークでの発表にステップアップした。それまで東京で年2回のランウェイショーを続けてきたがブランド創立10年を機に、デザイナーの発想の原点とも言える米国へ「逆上陸」を果たした。  進んで海外の展示会に参加して、自前で知名度を上げていった先輩ブランドには、「mina perhonen(ミナペルホネン)」や「mastermind JAPAN (マスターマインド・ジャパン)」「

あわせて読みたい

FASHIONSNAP.COMの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

ファッションニュースアクセスランキング

ファッションランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2011年12月18日のファッション記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

注目のファッションイベントやおしゃれスポット情報などをお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。