「MANU(マヌ)」デビューコレクションは"標本"がテーマ

「MANU(マヌ)」デビューコレクションは"標本"がテーマ

 勢理客 徹(せりきゃく とおる)と村田 由美子(むらた ゆみこ)手がけるユニセックスブランド「MANU(マヌ)」が、デビューエキシビジョンを開催した。デビューコレクションでは「SPECIMEN(=標本)」をテーマに、トップスやコート、変形するショール、アクセサリーなどを披露。会場では洋服を壁一面に吊り下げて展示し、"身にまとう標本"を表現した。


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 ヒンドゥー神話に登場する人類の祖先から名前をとった「MANU」は、固定概念にとらわれないデザインワークを展開するユニセックスブランド。勢理客は服飾専門学校を卒業後、2003年から絵画や造形制作活動を開始。布や紙の焦げ目などを幾多に重ねて創造する手法やゴムでの点描画など、新たなジャンルの作品を追求し続けており、国内外で展覧会を開催している。一方の村田は服飾専門学校卒業後、アパレル会社に入社し、2005年からデザイナー瀬田一郎の元で服作りについて学んでいる。勢理客がテキスタイルやアクセサリーを制作し、村田がそれを洋服へと形作っていくデザインユニットとして2010年、共に(株)フィクションを立ち上げ、ブランド「MANU」をスタートした。



 デビューコレクションでは、アンモナイトをドット化した"アンモドット"や骨を重ね合わせたオリジナルのテキスタイルを展開。ヒレからインスパイアされたカッティングエッジなコートや和紙を樹脂でコーティングしてレザーのような風合いを実現したジャケットなど、ユニークなアプローチでウェア作りに挑戦している。また、日本人形の下地となる桐粉を使用したブローチなどのアクセサリーや水牛のレザーを使用したカブトガニのバッグなども披露した。「自分たちが洋服に最初に出会った時の感動を、コレクションを通して伝えたい」とブランドをスタートさせたきっかけを話す2人。今後については、「洋服はもちろんファブリックやアート、洋服では表すことができない立体作品など、ブランドを通じてライフスタイルに関わるもの全てを提案できたら」と笑顔を見せた。







■MANU
URL:http://fiction-jp.com/

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2011年5月31日のファッション記事

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