A-net.Inc.(エイ・ネット)が運営するファッションブランド「sunaokuwahara(スナオクワハラ)」が、セカンドライン「kuskus(クスクス)」を発表した。立ち上がりは2012年春夏シーズン。トレンド感を加えつつリーズナブルな価格帯により、ターゲット層を広げる。
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デザイナー桑原直氏が手がける「sunaokuwahara」は、2003年春夏シーズンのデビューからまもなく10年目。2011年春から価格を抑えたピンクのタグのシリーズ「ピンクライン」を展開してきたが、これを更に明確に打ち出すセカンドラインとして「kuskus」が誕生した。「新ラインを通じて新しいお客さまに出会えれば」と話す桑原氏。ブランドのテイストを反映させ、色柄豊富でベーシックなデザインを中心とし、クオリティは落とさずにコストを押さえる工夫によって、価格をコレクションラインより3〜4割ほど低く設定した。中心価格帯は、コートが15,000〜19,000円、ニットが6,000〜9,000円、カットソー・ワンピースが5,000円〜9,000円、Tシャツが2,800〜5,000円。2012年春夏のデビューコレクション計110型は、12月より販売開始を予定している。
エイ・ネット傘下のブランドでは、「Né-net(ネ・ネット)」の「にゃー」シリーズ、「TSUMORI CHISATO(ツモリ チサト)」の「cat's TSUMORI CHISATO(キャッツ ツモリチサト)」、「mercibeaucoup,(メルシーボークー、)」の「jevous enprie!(ジュヴゾンプリ!)」、など、コレクションラインより派生させた"妹ブランド"やセカンドラインをそれぞれの形態で展開している。
■sunaokuwahara最新コレクションレポート
【映像・画像】2012年春夏コレクション:http://www.fashionsnap.com/collection/sunaokuwahara/2012ss/