髙島屋大阪店が、ファッションエリアの大幅改装に取りかかり、婦人服と紳士服の売場面積をそれぞれ縮小する。一方でスポーツ売場は1.5倍に拡大するなどMDやフロア構成の改善を図り「2012度と比較し1~2%の増収を目指す」(髙島屋大阪店・広報)という。オープンは3月1日。
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髙島屋大阪店は今回、店内の一部賃借エリアを南海電鉄に返却することに伴って売場面積を現在の78,000平方メートルから73,700平方メートルに縮小。「これを好機に捉え、売場の修正点を見直すためにも改装を実施する」という。5階で展開中の「ヤングマーケット gokai」は、「クレオパトラ アイ」や「URBAN RESEARCH ROSSO」といったセレクトショップを新たに迎え再編成し新生ヤングゾーン「Kawaii Stage」として3階に登場。代わりに5階には30代~40代の女性をターゲットにしたゾーン「F's Closet(エフズクローゼット)」を新設し、「LA MARINE FRANCAISE(マリン フランセーズ)」の百貨店初店舗や「Madu Fabrica(マディ ファブリカ)」などを誘致する。拡大・拡充を図るスポーツ売場では、グッズの集積売場や情報発信スポット「スポーツステーション NANBA」などを新設。7階から地下1階に移動する文具・書籍売場は、「SHEAFFER(シェーファー)」の日本初インショップや関西初の「Moleskine アトリエ」を展開する。