深澤直人とミナペルホネンの「ふしとカケラ」アームチェア発表

 三越伊勢丹とマルニ木工が、「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」の「カケラ」と呼ばれる余り布をあつらえた、プロダクトデザイナー深澤直人デザインのアームチェア「HIROSHIMA(ヒロシマ)」を発表した。「minä perhonen」の2003年~2014年秋冬コレクションの中から9種類の「カケラ」をパッチワークした座面に加えて、パッチワーク6種類を取り入れたバッグも登場し、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージのイベント「ふしとカケラ」で展示・販売。9月2日にはプレス発表会が開かれ、深澤直人と「minä perhonen」のデザイナー皆川明が出席しトークセッションを行った。




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 1928年に創業されたマルニ木工は、「工芸の工業化」というモットーを掲げる広島の家具メーカー。ロンドン出身のジャスパー・モリソンや妹島和世&西沢立衛による建築ユニットSANAA(サナー)ら国内外のデザイナーによる「日本の美意識」をチェアで表現したシリーズ「ネクストマルニ」を2005年にスタートし、「ネクストマルニ」に参加する深澤直人とともに2008年から「HIROSHIMA」を展開している。



 日本の精緻な家具づくりと現代デザインの融合を目指してきた同社は、「元来、天然の恵みを受けながら豊かに育った木々に一つとして同じものはないが、これまで生産効率や素材の均質化を優先するあまり製造過程で排除されてきた個性を持つ木材にこそ、本来の自然の在り方があるのでは」という深澤直人の考えのもと、あえてふし(節)のある部材を使用した限定バージョンの「HIROSHIMA」を製作。「minä perhonen」が手がけた座面のファブリックは、使い込むと次第に糸が擦れ、また素材に織り込まれた別色の糸が現れるという経年変化を楽しめるデザインで、10月23日から29日まで開催される「ふしとカケラ」で取り扱われる。


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