藤原ヒロシがディレクションするコンセプトストア「ザ・プール青山(the POOL aoyama)」店内に、原宿の老舗ヴィンテージショップ「ベルベルジン(berberjin)」がディレクションする古着屋が出現した。オープンは2月15日。

LAで買い付けたというヴィンテージやデッドストックをはじめ、一点もののアイテム約400~500点がならぶ。




ベルベルジン×藤原ヒロシの古着屋が「ザ・プール青山」にの拡大画像を見る

 ジュンの新事業としてプールを改装して作られた「ザ・プール青山」は、これまでも「AMKK」「OLIVE」といったテーマに基づいて店内の一部に異なる限定店を出現させるなど、独自の店舗展開で注目を集めてきた。第4弾となる今回のテーマは、トーキング・ヘッズの楽曲のタイトルでもあり「一生に一度」という意味を持つ「ONCE IN A LIFETIME」。時間・場所・ジャンルを越えて世界中から集めたモノと時間を、古着屋という形で表現した。


 店内に出現した古着屋はフェルト素材で覆われ、「THE POOL IS」のレトロなネオンはデヴィッド・リンチ作品に出てくるようなアメリカンダイナーをイメージ。その中に所狭しと古着が並べられられ、70年代から90年代の時代感と、様々なカルチャーがミックスされている。

「ベルベルジン」のディレクションによって買い付けられた古着は、手頃な値段のプリントTシャツから、30年代の「エルエルビーン(L.L.Bean)」(30万円)や「ルイスレザー(Lewis Leathers)」のジャケット(100万円)、「グッドイナフ(GOODENOUGH)」の非売品のブルゾンまで多彩にそろう。中でもデニムが充実し、藤原ヒロシ愛用のリーバイス505を多くそろえるほか、"幻"とも言われている60年代のリーバイス911ブラック(258,000円)や501XX(120万円)といったレアなアイテムも混ざり、宝探しをするような感覚が味わえる。


 ヴィンテージアイテムに加えて、ネオンカラーのロゴプリントを施したり「アーカイブアンドスタイル(Archive & Style)」坂田真彦が手がけるリメイクコートやTシャツを展開。さらに別注アイテムとして「アッセンブル(assemble)」のライダースジャケット、「ヴァンキッシュ(VANQUISH)」のデニム、「ナイキ(NIKE)」のスニーカー、「フラグメントデザイン(Fragment Design)」とデザイナー山縣良和が手がける「リトゥン バイ(written by)」がコラボレーションした大判のストール、そしてオリジナルのロゴグッズなどをラインナップする。


■the POOL aoyama 住所:東京都港区南青山5−12−24 シャトー東洋南青山 1F 営業時間:11:00~20:00 公式サイト