フリーハグで世界中の人と絆を深める日本人。中国で、警察に連行されるも予想外の展開に

文:岩見旦

街中でプレートを掲げ、見知らぬ人と挨拶として抱き合う「フリーハグ」。渋谷や新宿などで、見かけることがある。

このフリーハグを、中国・南京で行った日本人の動画が大きな反響を呼んでいる。

南京で警察に連行されるトラブル

南京でのフリーハグに挑んだのは、自らを「フリーハガー」と呼ぶ桑原功一さん。世界各地でフリーハグ活動を行い、平和を訴えている。

かつて日本製品の不買活動が行われ、反日感情が強かった中国で、果たして桑原さんはフリーハグをすることが出来るのだろうか。

南京の街角で、「中日友好 一起抱抱(日中友好 一緒にハグしよう)」と書かれたプレートを掲げる桑原さん。はじめは好奇な目で見られていたが、一人の男性がハグをすると、次々と行き交う人と抱き合った。

しかし警察官が、桑原さんの前に突然登場。撮影スタッフとともには連行されてしまった。再びカメラが回り始めたのは警察署の中。桑原さんたちがフリーハグの趣旨を説明すると、警察官は「すごいな!グッド!」と笑顔で応えた。「平和のハトを描いた方がいいんじゃないか?」とアドバイスを受ける一幕も。和やかなムードで、警察官とも心を通わせることが出来たようだ。

釈放後も、フリーハグを続けた桑原さん。50人ほどとハグを行い、絆を深められたとのこと。

世界5大陸でフリーハグ。クラウドファンディング実施中

大学卒業後、自らの見聞を広げようと、バイトで貯めた資金を元手に、世界一周の旅へ出た桑原さん。元々、「反日教育」といった報道から、韓国人や中国人に対して悪い先入観を抱いていたという。しかしフィリピンやオーストラリアで過ごし、実際に韓国人や中国人に触れ合う中で、その固定観念は覆され、桑原さんは大きな衝撃を受けたとのこと。

そして、「人々が抱いている先入観を、何とかして変えたい!」と思った桑原さんは、当時流行っていた世界中の人とダンスを踊る男性の動画に触発され、海外でのフリーハグ活動に辿り着いた。

2011年に韓国のソウルで開始して以来、8年間アジアを中心にさまざまな国の人とフリーハグを行い、国境を超えて友情を育んできた。現在、桑原さんはこの活動をアジアだけでなく、世界中に広めようと、Ready forでクラウドファンディング「世界5大陸で平和のためにフリーハグをしたい!」 を行っている。桑原さんの活動に共感する人は、ぜひチェックしてほしい。

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