サウナでトランスする「ととのう」とはどういうことか。温泉に詳しい医学博士に聞いてみた

サウナでトランスする「ととのう」とはどういうことか。温泉に詳しい医学博士に聞いてみた

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取材・文:石水典子

肩こりの改善や疲労回復といった健康効果が見込めるサウナ。愛好家の中にはサウナ室と水風呂を往復する「温冷交代浴」で得られる「ととのう」爽快感にハマる人も多い。

この「ととのう」という状態は、感覚的にはなんとなくわかるものの、具体的にどのようなメカニズムで起こっているのか、温泉を活用した健康増進にも精通する、医学博士の一石英一郎先生に見解を伺った。あわせて、集中力を向上させるサウナの適正な入浴の方法や、サウナ室でのマインドフルネス瞑想の効果についても紹介する。

一石英一郎

医学博士/国際医療福祉大学病院内科学教授

京都府立医科大学卒業、同大学大学院医学研究科内科学専攻修了。日本内科学会の指導医として医療現場の最前線を牽引する一方、伝統医療と西洋医療との知見の融合や統合医療研究、医工学研究、最新の遺伝学にも造詣が深い。温泉入浴指導員の資格も有するなど、温泉を活用した健康増進にも精通する。著書に『医者が教える最強の温泉習慣』(扶桑社)がある。

3つの脳内物質が人間を「ととのわせて」いる

サウナと水風呂を交互に入ると頭がスッキリし、身体の感覚が鋭敏になってトランスしたような状態になることがある。サウナ大使で漫画家のタナカカツキ氏はこの「ととのった」状態について、著書『サ道~マンガで読むサウナ道~(1)』(講談社)の中でこう記している。

サウナと水風呂を何度か往復したら身体をタオルでよく拭いて、イスに深く腰かけたりベンチに寝たりして休憩する。サウナの醍醐味はここからである。じーんと身体がしびれてきて、ディープリラックスの状態がやってくる。血流が身体中を駆け巡り脳に酸素がゆきわたる。やがて多幸感…サウナトランス

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