本日のマザーズ市場では、時価総額トップのメルカリが大幅続伸し、指数のけん引役となった。前日の米国市場では長期金利が上昇したものの、ハイテク株は堅調だったことから、東京市場でも新興株全般に買い安心感が広がったようだ。
マザーズ指数は朝方の買いが一巡した後も堅調に推移した。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1165.88億円。騰落数は、値上がり272銘柄、値下がり102銘柄、変わらず15銘柄となった。
 個別では、前述のメルカリが7%近い上昇で上場来高値を更新。終値ベースの時価総額は1兆600億円近くに達した。フリマアプリ内にネットショップを開設できる「メルカリShops」の本格提供を開始すると発表しており、材料視した買いが入った。
その他時価総額上位もフリー、JMDC、ビジョナルなど全般堅調。売買代金上位では9月上場のプロジェクトC、前日ストップ高比例配分の霞ヶ関キャピタルなどが大きく上昇した。また、アクアラインがストップ高を付け、F−ブレインは連日のストップ高となった。一方、BASEやPアンチエイジが軟調で、HENNGEは急反落。また、キャリアなどが下落率上位に顔を出した。