[ランチタイムコメント]日経平均は続落、引き続き新型コロナ感染拡大などが重しに

*12:06JST 日経平均は続落、引き続き新型コロナ感染拡大などが重しに
 日経平均は続落。236.44円安の28282.74円(出来高概算4億7873万株)で前場の取引を終えている。

 前週末15日の米国株式相場は続落。ダウ平均は177.26ドル安の30814.26ドル、ナスダックは114.14ポイント安の12998.50ポイントで取引を終了した。銀行決算や3カ月連続で減少した12月の小売売上高に失望した売りに寄り付き後、大きく下落した。追加経済対策の議会での承認が困難になるとの懸念に加え、新型コロナウイルスによる死者数の増加も売り材料となり終日軟調に推移した。

 米国株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。新型コロナ新規感染者数が高止まりし、海外で東京五輪開催中止の可能性が報じられるなど、経済低迷の長期化が懸念され、また、20日に米国で予定されているバイデン次期大統領の就任式を巡る混乱を警戒する向きもあり、株価の重しとなった。一方、金融経済政策が景気下支え要因となるとの見方などから株価の先高観は強いものの、前場は概ね売り優勢の展開だった。なお、前場の取引時間中に20年10-12月期GDPなど中国の主要経済統計が発表されたが、東京市場への影響は限定的だった。

 個別では、20年11月期営業利益が増益予想から一転3.4%減となり21年11月期は3.0%営業増益予想としたジャステック、20年11月期営業利益が前期比46.0%減で21年11月期は前期比24.6%減予想と発表したマルカ、20年12月期連結営業利益が前期比93.2%減で今期予想を未定としたブロンコB、海外で東京五輪の開催中止の可能性が報じられたことを受けた電通グループが下げた。

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