[ランチタイムコメント]日経平均は反落、来週からの決算発表前に様子見

*12:19JST 日経平均は反落、来週からの決算発表前に様子見
 日経平均は反落。109.87円安の28646.99円(出来高概算6億4000万株)で前場の取引を終えている。

 21日の米株式市場でNYダウは3日ぶりに小幅反落し、12ドル安となった。12月住宅着工件数などの経済指標が良好な内容で、取引時間中には最高値を更新。しかし、高値圏で利益確定の売りが出たほか、コロナ禍の終息が見通せないことへの警戒感も重しとなって、引けにかけて下落に転じた。本日の東京株式市場もこうした流れを引き継いだうえ、取引開始前には海外メディアが「日本政府が東京オリンピックの中止を内々に結論づけた」と報じたことが伝わり、日経平均は176円安からスタート。朝方には28527.16円(229.70円安)まで下落する場面があったものの、来週から主要企業の決算発表が本格化するのを前に持ち高を傾ける動きは限られ、マイナス圏でもみ合う展開となった。

 個別では、ソフトバンクG、ソニー、東エレクなどが軟調で、トヨタ自やファーストリテは小安い。太陽誘電やTDKといった電子部品株は利益確定売りが広がり、やや下げが目立つ。また、東京五輪を巡る報道を受けてか乃村工芸や丹青社が急落し、サイバリンクスなどとともに東証1部下落率上位に顔を出している。一方、パナソニックが3%超、東京電力HDや資生堂は4%超の上昇となっている。資生堂は日用品事業の売却観測報道が買い材料視されているようだ。任天堂やレーザーテックもしっかり。また、業績上方修正を発表したアルペンなどが大きく買われ、曙ブレーキは電動車部品の受注報道を受けて東証1部上昇率トップとなっている。

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