[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;31880.24;+618.34
Nasdaq;11533.27;+180.65
CME225;27085;+35(大証比)

[NY市場データ]

23日のNY市場は上昇。ダウ平均は618.34ドル高の31880.24ドル、ナスダックは180.65ポイント高の11533.27で取引を終了した。
バイデン大統領が訪問中のアジアで国内経済の景気後退の可能性を巡り「避けられないものではない」と述べたほか、対中制裁の緩和を示唆したため、景気への悲観的な見通しが緩和し、寄り付き後、上昇。さらに、銀行のJPモルガン(JPM)のダイモン最高経営責任者(CEO)が投資家向け説明会で経済や業績に明るい見解を示したため金融セクターが買われ、相場の上昇をけん引した。セクター別では、銀行やテクノロジー・ハード・機器が大きく上昇した一方で、唯一耐久消費財・アパレルが小幅下落。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の27085円。ADRの日本株はソニーG、ファーストリテ、三井住友、HOYAが堅調。半面、ファナック、任天堂、富士通、セコムが冴えないなど、対東証比較(1ドル127.92円換算)で高安まちまち。