日経平均;39102.89;+199.21
TOPIX;2689.12;+7.10
[寄り付き概況]
30日の日経平均は199.21円高の39102.89円と3日続伸して取引を開始した。前日29日の米国株式市場はまちまち。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場で輸出株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、国内主要企業の4-9月期決算発表が本格化しており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が強まり、株価の支えとなった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が続落したことや、海外市場で米長期金利が引き続き強含みの展開となっていることが東京市場の株価の重しとなった。また、11月5日に投開票が行われる米大統領選への警戒感が継続し、東京市場で買い手控え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
セクター別では、電気・ガス業、化学、金属製品、電気機器、ガラス土石製品などが値上がり率上位、証券商品先物、ゴム製品、空運業、海運業、その他製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、キーエンス<6861>、ディスコ<6146>、ニデック<6594>、ソフトバンクG<9984>、東電力HD<9501>、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>、レーザーテック<6920>、SMC<6273>、さくら<3778>、日ペHD<4612>、ルネサス<6723>、信越化<4063>などが上昇。