[後場の投資戦略]引き続き新型コロナ感染拡大などが重しに

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28282.74;-236.44TOPIX;1847.47;-9.14


[後場の投資戦略]

 昨年末からの株高に目を奪われ、連日、世間で朝から晩まで伝えられる新型コロナの感染拡大は株式市場ではあまり話題にならなくなった。ただ、外国人投資家が日本株を評価するポイントのひとつは、欧米諸国に比べて日本での新型コロナ感染者数が少ないことだと言われてきたことを考えると、新型コロナの感染状況は無視できないだろう。株価が好調な今のうちに、新型コロナについていくつかのシナリオを考えておく。

 ここにきて警戒感が高まっているのが新型コロナの変異種だ。昨年末に英国で変異種が確認され、その後、南アフリカやブラジルでも別の変異種が見つかり、日本でも感染者が確認されている。ようやく接種が始まったワクチンがこれらの変異種に効くかどうか、結論は出ていないようだ。しかし、今後、ワクチンが効かない変異種が現れる可能性もゼロではないとの解説もある。変異種に効果のあるワクチンは数週間もあれば開発可能だとする指摘もあるが、コロナ感染が爆発的に増加するには数週間もあれば十分であることは、これまでの経緯を見れば明らかだ。

 考えたくもないが、変異種にワクチンが効かないということになれば、「コロナ禍第2幕」が始まるということだろう。昨年はコロナショックが市場を揺らし、2月から3月にかけて株価が急落し、この間の日経平均の下落幅は7000円を超えた。万一、「コロナ禍第2幕」となれば、昨年のコロナショック同様に市場はショック状態となり、再びの株価急落となる可能性は否定できない。ただ、「コロナ禍第2幕」が昨年と異なりそうなのは、この後だ。紙面の都合で、これに続くシナリオは次の機会に回す。

 さて、後場の東京株式市場で日経平均はもみ合いとなりそうだ。相場の先高観は強い一方、25日移動平均線との乖離率が4%近くと依然大きいことなどから高値警戒感も継続し、目先、上昇一服を歓迎する向きもある。また、今晩はキング牧師誕生日の祝日で米国市場が休場となるため、後場の東京市場は様子見ムードが広がる可能性もありそうだ。(小山 眞一)
《AK》

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2021年1月18日の経済記事

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