24日の日本株市場は、やや売り優勢ながらも底堅い相場展開が意識されそうだ。23日の米国市場は、NYダウが96ドル安、ナスダックは65ポイント高だった。
さえない決算を発表したスリーエムが大幅安となり、NYダウを押し下げた。好決算を発表した銘柄が支えるも、高値警戒感や利益確定の売りも重荷となり、NYダウは終日軟調に推移。ナスダックは長期金利の上昇に伴い下落する場面もあったが、小幅に続伸した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の36475円、円相場は1ドル148円30銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36030円まで売られており、神経質にさせそうである。
スリーエムがNYダウを押し下げる格好となるなど、国内においても本格化する決算を前に積極的な売買が手控えられそうである。ただし、ネットフリックスが決算評価ら時間外取引で買われているほか、日中においてもハイテク株への物色が続くなか、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均を下支えすることが期待される。

 昨日の日銀の金融政策決定会合の結果判明後は持ち高調整の流れが強まり、荒い値動きとなったが、過熱感が警戒されていたほか、これまでのトレンドに変化はなく、買い遅れていた投資家においては、押し目待ち狙いの買いを入れやすいところではある。もっとも、インデックスに絡んだ資金が中心であるため、個人投資家中心の中小型株については資金の逃げ足が速いほか、物色対象は広がりづらいため、流動性があり、足もとで強いトレンドを継続している銘柄などに絞られそうである。

 なお、日経平均は昨日の上昇でボリンジャーバンドの+2σを突破する場面も見られたが、上ひげを残す格好から終値では+2σを下回っている。過熱感が警戒されるものの、バンドの切り上がりに沿った形状であるため、押し目狙いのスタンスとなろう。
ハイテク株の動向のほか、中国マネーの流入観測から中国市場の動きにも引き続き注目である。