パンパシHD 1858 +7もみ合い。上半期営業利益は前年同期比2割増の360億円強となり、従来予想360億円を数億円上回ったもようとの観測が伝わった。完全子会社化したユニーで化粧品や衣料品などが好調だったようだ。6月期通期予想は前期比8%増の680億円であり、順調な推移とはなっているものの、増税の駆け込み需要の反動が想定されていること、コンセンサスは会社計画をやや上回っていることから、インパクトは乏しくなっている。
日通 6480 +80続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を8300円としている。21年3月期以降の年率7%の営業利益成長、予想ROEの段階的上昇からみて、バリュエーションは割安と判断しているもよう。国内物流の収益性改善と国際航空貨物の需要回復が利益成長ドライバーとなるほか、継続的に取り組んできた組織改革の効果も今後増幅されると考えているようだ。