古河電工 2674 +52大幅続伸。SMBC日興証券では目標株価3100円を継続で、投資判断を「2」から「1」に格上げしている。インフラ事業の収益構成改善などを期待しているようだ。また、コロナ収束後の景気標準化後の利益ベースを基にすれば、現在の株価は割安とも評価している。自動車生産の回復などによって、業績は21年3月期上期で最悪期は脱するとも予想。
ジャステック 1416 -154急落。本日が20年11月期末配当の権利落ち日となっており、処分売りの動きが優勢となっているようだ。普通配当30円に加えて、創立50周年記念配当50円を実施、年間配当金は80円の一括配当となっている。前日終値をベースとすると配当利回りは5%超の水準であった。前日にかけて年初来高値を更新しており、足元では権利取りの動きが強まっていたとみられる。
ハイアス 213 +50ストップ高。東証より監理銘柄(審査中)の指定が解除され、特設注意市場銘柄に指定されることになったと発表している。上場廃止が相当であるとの重大な違反にまでは当たらないと認められたようだ。上場市場を1部からマザーズへ変更するほか、上場契約違約金の徴求を受けることになったが、最悪事態は免れたとの見方から、株価の水準訂正を期待する動きが先行している。