[Miniトピック]新型コロナウイルス治療、既承認薬の現状

*09:24JST 新型コロナウイルス治療、既承認薬の現状
新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界213の国や地域において感染者は294万7,000人、死亡者は20万5,000人(WHO、4月27日)にのぼっている。新型コロナウイルスに対する有効な治療薬を見出すため、国内外の多数の医療機関や研究所において既に承認されており、他の病気の治療に投与されている薬剤の中から、新型コロナウイルスに有効性がある薬剤を探すという研究が進められている。通常、新薬の開発には、基礎研究、非臨床試験、臨床試験(第1~3相試験)、承認申請、製造販売という手順を踏まなければならず、10~18年の開発期間と莫大な予算が必要である(日本SMO協会)。一方、既承認薬の場合には、第2相の臨床試験から開始できるため、薬事申請までの期間を大幅に短縮できるという利点を有している。現在、医療現場で治験が進みつつある既承認薬の状況を概観してみる。

2015年、ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智氏が発見した「アベルメクチン」を元に、開発された「イベルメクチン」(オーストラリア感染研究所)が注目されている。同研究所は、「イベルメクチンは、細胞質のたんぱく質を核内に移動させるインポーチン分子と結合し、核内移行を阻害し、増殖が阻止される」という研究内容をまとめている。イベルメクチンは、毒性が低く抗寄生虫薬として人に投与された実績が多数あり、新型コロナウイルス患者への投与で臨床状況の改善やウイルス量の減少などが確認されると、治療薬として評価が一段上がる。

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2020年4月27日の経済記事

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