以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家じょかじょか氏(ブログ「黙ってガチホせんかい!!」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2018年12月18日0時に執筆
こんにちは。「黙ってガチホせんかい!!」運営のじょかじょかです。
2018年も年末となり、いつのまにか外は随分と寒くなりました。ビットコインが過去最高額である240万円まで上昇してから1年。仮想通貨の2018年はご存知の通り「下げの年」でしたね。一方で各プロジェクトは着々と実社会に根差し、新たなプロジェクトや通貨もたくさん生まれました。良い機会なので、1年を振り返ろうと思います。
☆日本が世界に与えた影響
昨年末、日本は仮想通貨を引っ張る存在でした。一時期は、ビットコイン取引量の6割が日本人だったとも言われています。景気が良くなったと言われてもその実感を得られていなかった20~30代の日本人が、仮想通貨に夢を見たのでしょう。世界も間違いなく日本を意識していましたし、日本も世界に影響を与えていました。
そんな最中に起こったのは、コインチェック事件です。日本人に人気の高いネム(XEM/NEM)が、約580億円分不正流出したとされています。これは2014年のマウントゴックスの約5倍であり、過去最高被害額となりました。この事件は当然、仮想通貨相場に大きな影響を与えました。コインチェック社はホルダーに対し、ネムの円補償を行い、税金問題も話題になりました。