[注目トピックス 経済総合]コラム【新潮流2.0】:ツイッターで炎上したことがある(マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆)

*09:22JST コラム【新潮流2.0】:ツイッターで炎上したことがある(マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆)
◆以前に、ツイッターで炎上したことがある。なんでそんなことを思い出したかというと、例の「年金2000万円問題」である。金融庁の報告書は極めて真っ当なことを書いているのだけれど、その伝え方が「上から目線」だと叩かれた。僕のケースも「上から目線」が炎上の原因だった。まさに「伝え方が9割」である。

◆この騒動が持ち上がってからというもの、僕の周囲でもやたら盛り上がりを見せている。テレビのワイドショーに呼ばれたとか、昔書いた資産運用本の売り上げが急増したとか、年金問題さまざまである。まさに炎上商法、ならぬ便乗商法だ。しかし、経済的損得を抜きにして、誰が一番「炎上」の恩恵にあずかれたかと言えば、当の金融庁に他ならない。なぜなら「結果的に」伝えたいメッセージを大々的に世間にアピールできたのだから。初めから炎上することを狙ってた?とみるのは穿ち過ぎか。

◆この騒ぎによって多くの議論が巻き起こったが、実際的な結論は、iDecoやNISAのより一層の普及を促すものである。ただ、問題はその使い方にある。確定拠出年金(DC)の資産構成は、企業型DCでは、預貯金や保険商品などの元本が保証される商品が5割超を占め、個人型DC(イデコ)に至っては、元本確保型商品の割合は6割だ。これでは非課税メリットや複利効果を活かせず長期的な資産形成に結びつかない。効果的な資産配分について、ここはもう一度、「炎上商法」でアピールしてみたらどうだろう。

あわせて読みたい

気になるキーワード

Fiscoの記事をもっと見る 2019年7月3日の経済記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

次に読みたい関連記事「ツイッター」のニュース

次に読みたい関連記事「ツイッター」のニュースをもっと見る

トピックス

> 今日の主要ニュース > 国内の主要ニュース > 海外の主要ニュース > 芸能の主要ニュース > スポーツの主要ニュース > トレンドの主要ニュース > おもしろの主要ニュース > コラムの主要ニュース > インタビューの主要ニュース

経済ニュースアクセスランキング

経済ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

国内の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

経済、株式、仕事、自動車、金融、消費などビジネスでも役に立つ最新経済情報をお届け中。