大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は80.2億円で前年同期比35.0%増益となり、第1四半期の同23.2%増から増益率は拡大している。つれて、通期予想は従来の110億円から155億円、前期比42.4%増にまで上方修正している。通信事業やコンテンツ配信事業がユーザー数拡大により想定以上に伸長しているほか、グループ全社で原価、販管費の圧縮と生産性改善に取り組んだ効果なども奏効しているようだ。
SHIFT:15000円(+1520円)
大幅反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は14.9億円で前年同期比19.8%増となり、従来計画の12億円を上回る着地になっている。第1四半期は減益決算であったため、想定以上の収益改善と捉えられている。一時的に低下していた稼働率の改善が業績上振れの背景となっているもよう。通期計画は34億円で前期比44.5%増を据え置いているが、上半期決算を受けて、上振れが想定される状況にもなっているようだ。
ローソン:5170円(-170円)
大幅続落。前日に21年2月期の決算を発表、営業利益は409億円で前期比35.1%減益、ほぼ市場想定通りでサプライズは限定的。国内コンビニやエンタメ事業が伸び悩んだ。一方、22年2月期は500億円で同22.3%増益の見通しとし、市場予想は10億円程度下振れている。詳細は本日の説明会などで公表とみられる。決算のポジティブインパクトが限定的な中、東京都の「まん延防止措置」要請表明などを懸念した小売セクター軟調な流れに押される。