6日の日経平均は大幅反発した。ローソク足は25日線上方まで上ヒゲを伸ばし、胴体部分の長い大陽線を示現して強い買い圧力を窺わせた。
一目均衡表では終値が雲中へ復帰し、遅行線が強気シグナル発生を継続して局面は弱気から中立へ戻ったもよう。ただ、終値は25日線をわずかに下回ったほか、一目均衡表の転換線が下降中のため一定の売り圧力も窺える。明日7日終値が29384.52円(本日終値比53.15円高)を下回ると遅行線は弱気シグナルを発生することになり、下振れ圧力再燃リスクにも留意が必要となろう。