以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。


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※2021年5月17日10時に執筆

今年はまさにセルインメイですねぇ。去年の5月というのは、安倍前総理が発令した1回目の緊急事態宣言の真っ只中でした。その後の相場は皆さんが御存知の通り、テレワークや巣ごもり関連銘柄を筆頭にバブルを彷彿とさせる値上がり・急反発となりましたなぁ。あの頃に戻れるのであれば自分に言ってやりたいもんです。「今はセルではなくバイだと。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。


新型コロナの感染がここまで広がらなかったら、今の株式相場とは全く別物になっていたんだろうなぁ…なんて考えてしまいます。緊急事態宣言の渦中でも、5月に入り多くの都道府県で過去最多の感染者を記録するなど予断を許さない状況です。

テレワークや時差出勤が一過性のブームにならず、日本に新しい働き方として根付いて欲しいと願ってやみません。コロナ禍に限らず労働時間に柔軟性を持たせて、一人ひとりに合わせた働き方を実現できる社会が理想でしょうな。その為にはDXやテレワークの力は必要不可欠だと思われますよ。

外出自粛が始まったばかりの頃は、ハンコを押す為に出社する社員がいると話題になっていたのも懐かしいです。
今ではそのような問題は解決されていると信じたいですが、以前と比べれば明らかにオンラインで出来るサービスの幅は広がりました。

デジタル庁など政府の政策が計画通りに進むかはわかりませんが、紙ベースからオンラインやデジタルへ移行する方針は確かでしょう。政府が変われば、政府と繋がりのある民間企業も徐々に変わっていくと思われます。となれば、DXやテレワークを促進させるような銘柄は注視しておきたいところです。高度なIT人材への需要も高まっていくでしょうな。

テレワークの普及によってデザインワン・ジャパンが提供する「ZENO」のような業務改善クラウドソフトには思惑があります。
オンラインで物品購入や押印・休暇・契約などを手軽にできれば、もう出社の必要は無いかもしれません。先の波乱相場で株価は調整中ですが、価格帯別出来高を参考に反発を待ちたいところです。

続いて、メール活用の販売支援パッケージが主力のソフト開発企業であるエイジアもDX関連として注目したいところ。5月11日発表の決算では、22年3月期が2期ぶりに過去最高益を更新する予想で、監視を強めていきたいです。

DX支援やプログラミング教育事業を展開するユナイテッドは、IT人材の需要が増加していくこれからの時代のニーズにマッチするかもしれませんな。21年3月期は経常利益が増益で着地しており、その後自社株買いを発表するなど好感されている模様です。


コロナ禍で活況となったEC関連の中でもBEENOSは、5月6日の決算後に動意すると下値を切り上げて年初来高値を更新しました。また、ECの需要増加によって人手不足が深刻化している配送業界では、新たな試みであるドローン配送の実用化へ向けて研究中ですな。その中ではドローン等のロボットを手掛ける菊池製作所も、安い時を狙ってみたいと見ております。

最後は、IT製品比較サイト運営するイノベーションです。5月13日の決算発表で2期連続となる最高益予想を発表しました。WEBセミナーを提供する傘下のコクリポもテレワーク関連としての素地もありますな。
マザーズ指数の弱さが気になりますが、チャートが好転した折には狙ってみたいところです。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず