2日の米国市場ダイジェスト:NYダウ97ドル安、変異ウイルスや景気減速を警戒

■NY株式:NYダウ97ドル安、変異ウイルスや景気減速を警戒

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は97.31ドル安の34838.16ドル、ナスダックは8.39ポイント高の14681.07で取引を終了した。インフラ包括案を巡り上院が可決に向けて前進したため、インフラ計画が回復ペースをさらに後押しするとの期待に寄り付き後、大きく買われた。ダウは日中取引で、史上最高値を更新。その後、供給管理協会(ISM)が発表した7月の製造業景況指数が予想外に低下したほか、新型コロナウイルス変異株(デルタ株)流行拡大を警戒し長期金利が再び2月来の水準に低下すると、景気減速懸念から売りに拍車がかかり、下落に転じた。引けにかけては、ウォーラーFRB理事が労働市場の動向次第で9月にも緩和縮小を発表する可能性を示唆すると下げ幅を拡大した。セクター別では、自動車・自動車部品、耐久財消費・アパレルが上昇した一方で、素材が下落。

製薬会社のファイザー(PFE)は新型コロナウイルスワクチン価格の値上げを発表し、収益増期待に買われた。スポーツアパレルを扱うアンダーアーマー(UAA)、宅配サービスを提供するドアダッシュ(DASH)、衣料品メーカーのラルフローレン(RL)はそれぞれアナリストによる投資判断引き上げが好感され、上昇。オンライン決済のスクウエア(SQ)は290億ドル規模で豪州の決済サービス、アフターペイ・タッチ・グループを買収する計画を発表し、大幅上昇した。この報道を受け、クレジットカード会社のビザ(V)、アメリカン・エクスプレス(AXP)などは競争激化を警戒し、売られた。
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