NY株式:米国株式市場は続落、高インフレを警戒

ダウ平均は271.66ドル安の34,607.72ドル、ナスダックは132.75ポイント安の15,115.50で取引を終了した。

押し目買いが強まり、上昇して寄り付いた。しかし、8月生産者物価指数(PPI)の引き続き大幅な伸びで、高インフレへの警戒感に売りに拍車がかかり下落に転じた。民主党が企業の自社株買いに対する課税案を検討しているなどの報道や2001年9月11日の同時多発テロから20周年を迎え地政学的リスクなどを懸念し、引けにかけて下げ幅を拡大。セクター別では、半導体・同製造装置が上昇した一方、テクノロジー・ハード・機器が下落した。

在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は独自のアパレルブランド立ち上げを発表し買われた。また、レストランやエンターテインメントを運営するディブ&バスターズ・エンターテインメント(PLAY)はアナリストによる目標株価引き上げで上昇。携帯端末のアップル(AAPL)はカリフォルニア州オークランドの連邦地裁のアプリ開発業者が購入者をアップストア外の課金システムに誘導することを可能にするよう命じる判決を受け、減益懸念に大きく売られた。一方で、この決定により恩恵を受けると見られる出会い系アプリ運営するマッチグループ(MTCH)や音楽配信のスポティファイ(SPOT)が上昇。スーパーマーケットチェーンを運営するクローガー(KR)は決算で粗利益が予想を下回り売られた。保険会社のシグナはアナリストが同社の投資判断を2段階引き下げ下落。

クリーブランド連銀のメスター総裁は、年内にテーパーを開始し、2022年上半期に終了することを支持する考えを示した。

(Horiko Capital Management LLC)

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