製薬会社のジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)は第3四半期決算で主力事業が好調で利益が予想を上回ったほか、2021年の見通し引き上げが好感され上昇。保険会社のトラベラーズ(TRV)も四半期決算で純保険料収入や資産運用収益の増加で調整後の1株当たり利益が予想を上回り買われた。また、小売りチェーンのウォルマート(WMT)はゴールドマンサックスの投資判断引き上げで上昇。競合のターゲット(TGT)は売られた。一方、消費財メーカーのプロクター&ギャンブル(PG)は7−9月期決算で、商品価格や輸送費の上昇に伴う通期の税引き後経費の見通し引き上げが嫌気され売られた。
動画配信のネットフリックス(NFLX)は取引終了後に第3四半期決算を発表。1株利益が予想を上回ったほか、第3四半期の有料会員純増益や第4四半期の同見通しが予想を上回り、時間外取引で買われている。
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