日経平均は124円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。
中国不動産企業の経営不安が引き続き懸念されたほか、原油先物相場の高止まりによる企業収益の圧迫や、米長期金利の一段の上昇が警戒され、買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場でS&P500が最高値を更新し、東京市場の株価支援要因となったことに加え、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支えた。また、昨日の日経平均が500円を超す下げとなったこともから、自律反発狙いの買いも入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。