米国株式市場は反落。ダウ平均は320.04ドル安の35650.95ドル、ナスダックは217.32ポイント安の15413.28で取引を終了した。
製薬会社のファイザー(PFE)は、新型コロナワクチン需要の増加期待に加え、バイオのアリーナ・ファーマシューティカルズ(ARNA)と買収で合意したと発表し上昇した。アリーナ・ファーマシューティカルズ(ARNA)も大幅上昇。オートバイメーカーのハーレーダビッドソン(HOG)は電動バイク部門を分割し、特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じてニューヨーク証券取引所に上場すると発表し上昇した。
ジョンズ・ホプキンズ大は、国内の新型コロナ感染者数が累計5000万人を突破したと発表した。
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■NY為替:オミクロン変異株の感染拡大を警戒して円買い優勢
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円68銭から113円38銭まで反落し、113円58銭で引けた。新型コロナ、オミクロン変異株の流行により、景気回復が損なわれるとの懸念で米長期金利は低下し、リスク回避の円買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1273ドルから1.1307ドルまで上昇し、1.1286ドルで引けた。
■NY原油:弱含みで71.29ドル、72ドル台で利食い売りが強まる
NY原油先物1月限は、弱含み(NYMEX原油1月限終値:71.29 ↓0.38)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-0.38ドルの71.29ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは70.71ドル-73.00ドル。アジア市場の終盤で73.00ドルまで買われたが、ロンドン市場では利食い売りが優勢となり、71ドルを下回った。ニューヨーク市場の序盤にかけて70.71ドルまで売られる場面があったが、米長期金利の低下を意識した買いが観測されており、通常取引終了後の時間外取引では71ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 43.54ドル -0.99ドル(-2.21%)
モルガン・スタンレー(MS) 97.11ドル -1.32ドル(-1.34%)
ゴールドマン・サックス(GS)384.75ドル -6.31ドル(-1.61%)
インテル(INTC) 50.15ドル -0.44ドル(-0.87%)
アップル(AAPL) 175.81ドル -3.64ドル(-2.03%)
アルファベット(GOOG) 2942.81ドル -30.69ドル(-1.03%)
フェイスブック(FB) 336.16ドル +6.41ドル(+1.94%)
キャタピラー(CAT) 201.37ドル -2.09ドル(-1.03%)
アルコア(AA) 47.87ドル -0.94ドル(-1.92%)
ウォルマート(WMT) 143.67ドル +2.64ドル(+1.87%)