以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。


-----------

※2022年4月25日10時に執筆

昨年11月の記事でもご紹介しました、メタバース事業に今後2~3年間で100億円を投資をするとしていたグリーは年初来高値を更新し続けておりましたな。さらに言えば、各方面でも着々とメタバース関連への物色が進んでいる印象を受けます。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

Facebook Japanの元執行役員である馬渕邦美氏は「2025年以降にメタバース経済圏が確立していく」と語っており、その根拠としてハードウェアの軽量化・小型化によって長時間の装着でも身体に負担が無くなる事や、5Gや6Gの普及により大容量通信が一般化する事などを挙げています。

NFTとメタバースの相性も良いので、技術進歩に合わせて経済システムもメタバース内で発展していくように思えます。ユニークなビジネス形態も生まれており、現実世界ではあり得ないような仕事が次々と生まれているようです。


2025年と聞くと、まだ先じゃないかと思ってしまいますが、やはり株式投資に必要な事は中長期目線であるとあたくしは確信しておりますよ。メタバース内では不動産売買なども行われているようで、株式市場もメタバース内で生まれればメタバースとリアルのデュアル投資家も現れるかもしれませんな。

さて、気になるメタバース関連をチェックして参ります。企業PRなどを手掛けるBirdmanは没入感の高いメタバース設計できる「さわれるライブ5D LIVE」を提供しております。じわじわと底値から切り返すと、75日移動平均線を上抜きました。5月13日の決算発表がどうなるか監視を強めております。


こちらも底値圏からじわじわと持ち直しているジィ・シィ企画です。アバターを利用したヘルスケアサービス「NUCADOCO」のブランドサイトをオープンし、今後はメタバースに関連したサービスとの連携を予定しているとの事。

ゲーム分野などの音声や映像開発用ソフトを主力とするCRIミドルウェアは、ボイスデータから唇の動きを生成するミドルウェアがアバター向けに需要拡大している模様。5月12日の決算を経て、メタバース関連として頭角を現すか監視です。

4月8日の決算発表で黒字浮上となったシリコンスタジオもメタバース関連として思惑があります。CG制作でゲームやVRの他、自動車や建設業など幅広く需要を捉えているようです。
一目均衡表(日足)の雲を上抜いてトレンド転換するか。

海外向けPCオンラインゲームを主力とするガーラは、メタバースプラットフォーム内で提供するゲームの開発を手掛けています。25日線・75日線のゴールデンクロスが成立するか監視中です。

最後はVR関連に強みを持つクリーク・アンド・リバー社です。クリエイティブ関連の人材派遣を手掛ける同社ですが、同社のVR住宅展示場の技術はメタバース分野での展開に期待したいところ。23年2月期も4期連続となる最高益を更新する見通しで、直近のチャート(日足)は年初来高値を更新しております。


さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

----

執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず