英中銀のベイリー総裁は財務省での証言において、英国インフレの80%超がエネルギーや貿易財が影響しているとの考えを示し、さらに、経済活動の悪化の規模に驚きを示した。また、食品価格の上昇に特に懸念を表明。
金融政策委員会(MPC)メンバーのソーンダース委員は中銀が政策金利をより速やかに中立に戻す必要があると主張した。

ベイリー総裁は景気に懸念を表明しポンドが軟調に推移も、政策金利を中立水準に引き上げる軌道は変わらずでポンドの下値も限定的となった。ポンド・ドルは1.2273ドルから1.2244ドルまで下落。ポンド円は158円50銭から158円11銭まで下落。ユーロ・ポンドは0.8485ポンドから0.8496ポンドまでじり高に推移した。