■下げ渋り、英中銀のインフレ対応を好感したポンド買いも

今週のポンド・円は下げ渋り。米国の大幅利上げを警戒してポンド売り・米ドル買いが先行し、この影響でポンド・円は一160円近辺まで売られた。しかしながら、英中央銀行金融政策委員会(MPC)は6月16日、政策金利を0.25ポイント引き上げ1.25%とすることを決定し、「必要に応じてインフレに対し強力に行動する」との見解が表明されたことを受けてポンド売りは縮小。日本銀行は現行の金融緩和策を継続することを決定し、日英金利差の拡大が想定されたこともポンド買い材料となった。取引レンジ:160円01銭-166円23銭。

■伸び悩みか、企業景況感の関連指標が手掛かり材料に

来週のポンド・円は伸び悩みか。日本銀行は現行の金融緩和政策を堅持する方針で円売りに振れやすいが、世界経済の減速が懸念されリスク選好的なポンド買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。製造業・サービス業PMIなど企業景況感に関する指標が市場予想を下回った場合、英中銀がタカ派姿勢を弱める可能性があり、ポンド売りが強まる見通し。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・23日:6月S&Pグローバル製造業PMI(5月:54.6)

予想レンジ:164円00銭-166円50銭