来週は主要企業決算が本格化する。半導体関連ではテキサス・インスツルメンツやインテルが発表を予定。
今週は台湾積体電路製造(TSMC)の好調な業績見通しや人工知能(AI)関連需要への期待を受け半導体株は上昇したが、その上昇基調を支える内容となるか注目だ。

来週はまた、10-12月国内総生産(GDP)速報値や12月個人消費支出(PCE)コアデフレーターにも注目だ。FRBがインフレ指標として動向を注視しているコアPCEデフレーターの12月分は前年比で3.0%の上昇と11月(3.2%上昇)より一段の鈍化が予想されている。改めてインフレの鈍化が確認されれば、利下げ観測の後押しとなるだろう。ただ足元では堅調な経済指標が相次いで発表されており、早期利下げ観測の後退につながっている。来週発表予定の経済指標が堅調な内容だった場合、早期の利下げ観測が一段と後退する可能性もある。
今週はFRB高官による早期の利下げ期待をけん制する発言が相次いだが、来週は当局者が金融政策についての発言を禁じられるブラックアウト期間に入る。次回1月末に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置く見込みだ。

経済指標では、12月先行指数(22日)、1月リッチモンド連銀製造業指数(23日)、
1月製造業PMI(24日)、12月シカゴ連銀全米活動指数、10-12月国内総生産(GDP)速報、12月卸売在庫速報、12月耐久財受注速報、12月新築住宅販売件数、新規失業保険申請件数(25日)、12月個人所得・支出、PCEコアデフレーター、12月中古住宅販売仮契約(26日)などの発表が予定されている。

主要企業決算では、航空会社ユナイテッド(22日)、技術・金融サービスのゼネラル・エレクトリック、ヘルスケア製品メーカーのJ&J、製造業の3M、消費財メーカーのP&G、通信会社のベライゾン・コミュニケーションズ、住宅建設会社のDRホートン、動画配信のネットフリックス、半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(23日)、通信会社AT&T、コンピューター・ソリューションを提供するIBM(24日)、航空会社アメリカン、化学品メーカーのダウ、半導体メーカーのインテル(25日)、クレジットカード会社のアメリカン・エキスプレス(26日)などが予定されている。

(Horiko Capital Management LLC)