■NY株式:NYダウは96ドル安、高値警戒で伸び悩み

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は96.36ドル安の37,905.45ドル、ナスダックは65.66ポイント高の15,425.94で取引を終了した。


寄り付きはまちまち。冴えない決算を発表した3Mが大幅安となりダウを押し下げた。好決算を発表した銘柄が支えるも、高値への警戒感や利益確定の売りも重石となり、ダウは終日軟調に推移。ナスダックは長期金利の上昇に伴い下落する場面もあったが、小幅に続伸した。セクター別では、電気通信サービス、家庭・パーソナル用品が大きく上昇。耐久消費財・アパレルの下げが目立ったほか、不動産や資本財が下落した。


企業向け事務用品などのメーカー3M(MMM)が大幅安。四半期決算は市場予想を上回る内容だったが、通期のガイダンスが市場予想を下回った。住宅建設会社のDRホートン(DHI)は四半期決算で1株利益や受注件数などが予想を下回り下落。前日引け後に好決算を発表したユナイテッド、消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)や通信のベライゾン・コミュニケーション(VZ)は決算が好感され買われた。

中国の電子商取引大手のアリババ(BABA)が上昇。共同創業者の馬雲(ジャック・マー)氏と蔡崇信(ジョー・ツァイ)会長が2023年第4・四半期に数千万ドル相当のアリババ株を購入したとニューヨーク・タイムズが報じた。
暗号資産取引所運営のコインベース(COIN)は投資判断の引き下げを受け下落。

動画配信のネットフリックス(NFLX)が時間外で急伸。取引終了後に発表した10-12月期決算で会員数の伸びが市場予想を大きく上回り、売上高も市場予想を上回った。

(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:米国債入札などを警戒した金利上昇にともないドル買い強まる

23日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円88銭へ下落後、148円70銭まで上昇し、148円35銭で引けた。日銀の4月マイナス金利解除観測による円買いがみられた後は、欧州での債券発行増や米財務省の国債入札実施などを警戒した米金利上昇にともない、ドル買いが全体的に強まった。

ユーロ・ドルは1.0876ドルから1.0822ドルまで下落し、1.0853ドルで引けた。
ユーロ圏・1月消費者信頼感指数速報値の一段の落ち込みもユーロ売りにつながった。ユーロ・円は160円66銭から161円08銭で上下した。ポンド・ドルは1.2718ドルから1.2649ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.8683フランから0.8728フランまで上昇した。

■NY原油:伸び悩みで74.37ドル、供給不安を警戒した買いは一巡

NY原油先物3月限は伸び悩み(NYMEX原油3月限終値:74.37 ↓0.39)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比-0.39ドルの74.37ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは72.56ドル-75.46ドル。米国市場の序盤に72.56ドルまで売られた後、一時75.46ドルまで買われたが、供給不安を懸念した買いが一巡したことで一時74ドルを下回った。通常取引終了後の時間外取引では主に74ドル台で推移。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  32.77ドル   +0.22ドル(+0.67%)
モルガン・スタンレー(MS) 86.74ドル   +1.01ドル(+1.17%)
ゴールドマン・サックス(GS)380.77ドル  -5.19ドル(-1.34%)
インテル(INTC)        48.89ドル   +0.67ドル(+1.38%)
アップル(AAPL)        195.18ドル  +1.29ドル(+0.66%)
アルファベット(GOOG)    148.68ドル  +0.97ドル(+0.65%)
メタ(META)           385.20ドル  +3.42ドル(+0.89%)
キャタピラー(CAT)      288.83ドル  +0.16ドル(+0.05%)
アルコア(AA)         29.51ドル   +1.89ドル(+6.84%)
ウォルマート(WMT)      162.80ドル  +0.41ドル(+0.25%)