20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■短期筋の買い戻しを誘う流れに
■あいHD、24/6営業利益 4.4%増 98.53億円、25/6予想 6.6%増 105億円
■前場の注目材料:住友商事<8053>銀農薬を国内販売、中米新興と独占契約
■短期筋の買い戻しを誘う流れに
20日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はあるものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップで始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションでリバウンドを強めており、日中取引で割り込んでいた25日線を回復し、終盤にかけて上げ幅を広げ、一時37870円まで買われる場面もみられた。昨日の日経平均株価は後場に入り下へのバイアスが強まっていたが、短期筋の買い戻しを誘う流れになりそうだ。
ただし、ジャクソンホール会議での米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいと考えられ、節目の38000円接近では利益確定に伴う売りが入りやすいだろう。また、昨日の下落要因となった為替市場の動向にも注意する必要があり、再び円高傾向を強めてくる局面では先物主導での売り仕掛け的な動きに向かわせやすいと考えられる。そのため、25日線近辺での押し目狙いのスタンスになりそうである。
物色としては、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が、日経平均株価をけん引することが見込まれる。
東京市場においてもインデックス買いが中心ではあるものの、幅広い銘柄が買われることになりそうだ。日経平均株価は25日線が支持線として意識されてくるようだと、75日線が位置する38655円辺りが射程に入ってくるため、売り方の買い戻しの動きが強まる可能性もありそうだ。
■あいHD、24/6営業利益 4.4%増 98.53億円、25/6予想 6.6%増 105億円
あいHD<3076>が発表した2024年6月期業績は、売上高が前期比7.4%増の498億1200万円、営業利益は同4.4%増の98億5300万円だった。セキュリティ機器は、マンション向けで、分譲、賃貸ともに自社更新が堅調で、新規獲得も順調に推移した。また、法人向け販売も「見える化」ニーズを取り込み好調だった。設計事業については、官公庁及び民間から構造設計を順調に受注した。2025年6月期業績は、売上高が前期比36.5%増の680億円、営業利益は同6.6%増の105億円を計画。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(40896.53、+236.77)
・ナスダック総合指数は上昇(17876.77、+245.05)
・1ドル=146.60-70円
・シカゴ日経先物は上昇(37820、大阪比+650)
・SOX指数は上昇(5266.57、+96.32)
・VIX指数は低下(14.65、-0.15)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・住友商事<8053>銀農薬を国内販売、中米新興と独占契約
・ディー・エヌ・エー<2432>グループのGO、ローソンと法人EV急速充電、横浜で本運用
・セブン&アイHD<3382>カナダ社から買収提案、特別委で検討
・東京電力HD<9501>3グラム以下のデブリ試験採取、22日にも開始
・三井物産<8031>シンガポール機内食、冷凍食品など健康志向に照準
・丸紅<8002>米食用油脂を買収、現地の健康需要狙う
・マツダ<7261>ラージ第4弾「CX-80」今秋投入、品質育成の結晶
・プレス工業<7246>本社改築、柔軟な働き方対応、26年秋竣工
・三菱重<7011>台湾社協業、アンモニア発電を事業化
・東洋紡<3101>東洋紡エムシー、海外完成車向け開拓、素材、共同開発提案
・カーリット<4275>磁気光学材料に参入、次世代通信へ提案
・ユニチカ<3103>ユニチカトレーディング社長・芦田氏、黒字化へ海外販路拡大
・アミタHD<2195>インドネシアに合弁設立、廃棄物を再資源化
・ブリヂストン<5108>給水給湯配管を10月値上げ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・07:45 NZ・7月貿易収支(6月:+6.99億NZドル)
・10:00 中・1年物ローンプライムレート(現行3.35%)
■短期筋の買い戻しを誘う流れに
■あいHD、24/6営業利益 4.4%増 98.53億円、25/6予想 6.6%増 105億円
■前場の注目材料:住友商事<8053>銀農薬を国内販売、中米新興と独占契約
■短期筋の買い戻しを誘う流れに
20日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はあるものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
19日の米国市場は、NYダウが236ドル高、ナスダックは245ポイント高だった。米経済が急速な減速を回避し、ソフトランディングが可能との期待から買いが先行した。また、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁やミネアポリス連銀のカシュカリ総裁、シカゴ連銀のグールズビー総裁が週末のインタビューで、9月の利下げに前向きな姿勢を示したことも支援材料となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比650円高の37820円。円相場は1ドル146円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップで始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションでリバウンドを強めており、日中取引で割り込んでいた25日線を回復し、終盤にかけて上げ幅を広げ、一時37870円まで買われる場面もみられた。昨日の日経平均株価は後場に入り下へのバイアスが強まっていたが、短期筋の買い戻しを誘う流れになりそうだ。
ただし、ジャクソンホール会議での米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいと考えられ、節目の38000円接近では利益確定に伴う売りが入りやすいだろう。また、昨日の下落要因となった為替市場の動向にも注意する必要があり、再び円高傾向を強めてくる局面では先物主導での売り仕掛け的な動きに向かわせやすいと考えられる。そのため、25日線近辺での押し目狙いのスタンスになりそうである。
物色としては、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が、日経平均株価をけん引することが見込まれる。
米国ではAMDやエヌビディアが4%を超える上昇をみせており、ナスダック指数は8日続伸だった。ナスダック指数は25日、75日線を突破し、7月23日以来の水準を回復してきており、ハイテク株への支援材料になるだろう。もっとも、S&P500指数も強い動きが続いており、こちらも8営業日続伸で7月18日以来の水準を回復している。
東京市場においてもインデックス買いが中心ではあるものの、幅広い銘柄が買われることになりそうだ。日経平均株価は25日線が支持線として意識されてくるようだと、75日線が位置する38655円辺りが射程に入ってくるため、売り方の買い戻しの動きが強まる可能性もありそうだ。
■あいHD、24/6営業利益 4.4%増 98.53億円、25/6予想 6.6%増 105億円
あいHD<3076>が発表した2024年6月期業績は、売上高が前期比7.4%増の498億1200万円、営業利益は同4.4%増の98億5300万円だった。セキュリティ機器は、マンション向けで、分譲、賃貸ともに自社更新が堅調で、新規獲得も順調に推移した。また、法人向け販売も「見える化」ニーズを取り込み好調だった。設計事業については、官公庁及び民間から構造設計を順調に受注した。2025年6月期業績は、売上高が前期比36.5%増の680億円、営業利益は同6.6%増の105億円を計画。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(40896.53、+236.77)
・ナスダック総合指数は上昇(17876.77、+245.05)
・1ドル=146.60-70円
・シカゴ日経先物は上昇(37820、大阪比+650)
・SOX指数は上昇(5266.57、+96.32)
・VIX指数は低下(14.65、-0.15)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・住友商事<8053>銀農薬を国内販売、中米新興と独占契約
・ディー・エヌ・エー<2432>グループのGO、ローソンと法人EV急速充電、横浜で本運用
・セブン&アイHD<3382>カナダ社から買収提案、特別委で検討
・東京電力HD<9501>3グラム以下のデブリ試験採取、22日にも開始
・三井物産<8031>シンガポール機内食、冷凍食品など健康志向に照準
・丸紅<8002>米食用油脂を買収、現地の健康需要狙う
・マツダ<7261>ラージ第4弾「CX-80」今秋投入、品質育成の結晶
・プレス工業<7246>本社改築、柔軟な働き方対応、26年秋竣工
・三菱重<7011>台湾社協業、アンモニア発電を事業化
・東洋紡<3101>東洋紡エムシー、海外完成車向け開拓、素材、共同開発提案
・カーリット<4275>磁気光学材料に参入、次世代通信へ提案
・ユニチカ<3103>ユニチカトレーディング社長・芦田氏、黒字化へ海外販路拡大
・アミタHD<2195>インドネシアに合弁設立、廃棄物を再資源化
・ブリヂストン<5108>給水給湯配管を10月値上げ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・07:45 NZ・7月貿易収支(6月:+6.99億NZドル)
・10:00 中・1年物ローンプライムレート(現行3.35%)
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