24日の東京市場でドル・円は強含み。米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、一時143円37銭まで下落。
その後、中国の金融緩和と不動産支援策が発表されるとリスク選好的な円売りが優勢となり、144円台に浮上。夕方にかけて144円68銭まで値を上げた。
・ユーロ・円は159円22銭から160円92銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.1103ドルから1.1132ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値38,171.36円、高値38,427.15円、安値37,902.99円、終値37,940.59円(前日比216.68円高)
・17時時点:ドル円144円50-60銭、ユーロ・円160円80-90銭
【金融政策】
・豪準備銀行:政策金利を4.35%に据え置き
【要人発言】
・植田日銀総裁
「政府と密接に意思疎通を図っていきたい:
「新政権発足後のアコードの扱い、現時点でノーコメント」
「短期的な為替変動にはコメントを差し控える」
「8月初旬の市場変動の一因だった投機筋のポジションの巻き戻しは概ね一段落」
・ブロック豪準備銀行総裁
「短期的には利下げを想定していない」
・豪準備銀行(声明)
「基調的インフレ率は依然として高すぎる」
「インフレを目標に戻す決意を堅持、目標達成に必要な措置を講じる」
「金融政策は十分に引き締め的である必要」
・潘功勝・中国人民銀行総裁
「年末までに預金準備率をさらに引き下げる可能性」
「引き続き支援的な金融政策措置を講じる」
・鈴木財務相
「日銀には政府と密接に連携し、物価目標実現に向け適切な政策運営を期待」
【経済指標】
・独・9月IFO企業景況感指数:85.4(予想:86.0、8月:86.6)・

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