[注目トピックス 市況・概況]米国株式市場見通し:シリア情勢と雇用統計に注目

*17:04JST 米国株式市場見通し:シリア情勢と雇用統計に注目
9月2日はレイバーの祝日となるため、米国株式市場は休場となる。夏季休暇中であった市場関係者の多くも今週(9/3-6)から復帰するため、出来高も大きく回復することが予想される。当面、シリア情勢と追加量的緩和の縮小見通しが投資家の関心事項となるだろう。先週のケリー国防長官の会見では、米国政府は「独自のスケジュールで、独自の判断を下す」としており、空爆などシリアへの軍事行動は何時起きても不思議ではない状況にある。

追加量的緩和の縮小は今月17−18日に開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)で発表される可能性があるが、連銀は縮小に着手するかどうかは経済指標次第との考えを示している。住宅や小売企業決算など、足元では弱い経済指標の発表が散見されるものの、4−6月期GDPや雇用関連の内容は概ね良好であり、今週6日の8月雇用統計が最大の焦点となるだろう。雇用統計では失業率は7.4%で横這い、非農業部門雇用者数は18万人増と前月より改善することが予想されている。

その他の経済指標では8月ISM製造業景況指数(3日)、同非製造業景況指数(5日)、8月ADP雇用統計(5日)、8月新車販売台数(4日)などの発表が予定されている。FOMCでの基礎資料となる地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表も4日に予定されており、追加量的緩和の縮小を正当化できる経済データが揃うかを見極めたい。

主要企業の決算発表は殆ど予定されていないが、月初となることから自動車販売や小売企業各社の既存店売上高が注目されるだろう。またアップルの新製品発表が9月10日に行われるとの観測が広がっており、次期iPhoneなどへの期待が高まることになりそうだ。


《FA》

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2013年8月31日の経済記事

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