[注目トピックス 市況・概況]ユーロ週間見通し:投資家のリパトリに要注意

*19:21JST ユーロ週間見通し:投資家のリパトリに要注意

■ユーロは下落、欧米金利差拡大の思惑で

先週のユーロルは対米ドルで下落。欧州中央銀行(ECB)による資産購入開始を控えて、ユーロ圏の金利先安感が高まった。また、10-12月期の米国内総生産改定値が予想を上回ったことで米国とユーロ圏の金利差拡大を意識したユーロ売り・米ドル買いが優勢となった。

■対円レートは下落、日銀による追加緩和への思惑後退で

先週のユーロは対円で下落。黒田日銀総裁が早期の追加緩和に否定的な見解を示したこと、ユーロ圏の金利先安感が高まったことが要因。ユーロ安・米ドル高が進行したことも影響したようだ。取引レンジはユーロ・ドル1.1176ドル-1.1412ドル、ユーロ・円133円45銭-135円99銭。

■弱含みか、ユーロ圏のインフレ率と失業率に要注目

今週のユーロ・ドルは弱含みか。ユーロ圏の失業率が高止まりし、インフレ率の低迷が予想されていることがユーロ安の要因とみられる。ウクライナ情勢への警戒感は残されていることや米長期金利の上昇に対する警戒感があることも、ユーロの反発を抑える要因となる。

■対円レートは上げ渋りか、投資家のリパトリに要注意

今週のユーロ・円は上げ渋りか。ユーロ圏の失業率高止まりやインフレ鈍化への懸念が残されており、対円レートは伸び悩む可能性がある。また、3月期末に向けた本邦機関投資家のリパトリ(ユーロ建て資産売却・円買い)が増えるとの思惑があることも、対円レートの上昇を抑制する一因となる。

主な経済指標の発表予定は、2日(月):(ユーロ圏)1月失業率、(ユーロ圏)2月消費者物価指数速報、3日(火):(ユーロ圏)1月生産者物価指数、4日(水):(ユーロ圏)1月小売売上高、5日(木):(ユーロ圏)欧州中央銀行が金融政策発表、6日(金):(ユーロ圏)10-12月期域内総生産改定値。

予想レンジ:ユーロ・円131円00銭-136円00銭/ユーロ・ドル1.0900ドル-1.1400ドル


《TN》
Fiscoの記事をもっと見る 2015年3月1日の経済記事
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