[注目トピックス 市況・概況]国内株式市場見通し:ボックス継続、TOPIX型へのシフトで下ブレイクへの警戒も

*15:35JST 国内株式市場見通し:ボックス継続、TOPIX型へのシフトで下ブレイクへの警戒も
先週の日経平均は下落。米国株安や原油安のほか、円相場が円高に振れて推移するなか、利食い優勢で始まった。日銀の黒田総裁による講演内容では、「マイナス金利の深掘りと長期金利操作目標の引き下げが中心的な手段」と伝わると、メガバンクなど金融株が下げ幅を拡大。その後、米大統領候補による討論会後の世論調査で62%がヒラリー氏勝利と回答。これにより為替市場で円安に振れるなど、市場はやや安心感につながる局面もみられた。その後、石油輸出国機構(OPEC)の非公式会合では、原油生産量を制限することで合意。事実上の減産合意となったことが好感された。しかし、米司法省から巨額の和解金を求められているドイツ銀行の経営不安により、金融システムに与える影響への警戒が強まる状況のなか、日経平均は3ケタの上下を繰り返す不安定な相場展開となった。

日経平均は結局のところは、足元のボックスレンジ内での相場展開となり、週末にはレンジ下限レベルでの攻防を余儀なくされた。月末や中間期末要因もあって機関投資家が手掛けづらい状況による影響もあったであろう。ドイツ銀行巡っては、一部の欧州系メディアが「想定よりも少ない金額で和解しそうだ」と伝えたことで、週末の欧米市場では金融株を買い戻す動きが広がっている。この流れを受けて、週明けの日本株市場についても、自律反発が意識されよう。ただし、ファンド等による資金引き揚げなども伝えられるなか、押し目買い等も慎重にさせてくる可能性があり、自律反発の域は脱せそうにない。また、今週は週末に米雇用統計が予定されている。米国の年内利上げへの思惑等を左右させてくる可能性もあり、様子見姿勢が強まりそうである。海外勢の売り越し基調が続いているが、リスク回避姿勢からの売りが継続することから、日経平均は現在のもち合いレンジを今後下にブレイクしてくる展開には注意しておきたい。

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