[注目トピックス 市況・概況]【フィスコ・コラム】英保守党圧勝シナリオの落とし穴

*07:00JST 【フィスコ・コラム】英保守党圧勝シナリオの落とし穴
イギリスのメイ首相の電撃的な解散・総選挙の意向を報道で知り、その並外れた自信と度胸に驚かされました。野党の不意を衝いた戦略で、メディアは早くも与党・保守党の圧勝を予想しています。ただ、そのシナリオを下地にしたポンド買いを進めるには、昨年の欧州連合(EU)離脱を決めた国民投票の経験がまだ生々しいのではないでしょうか。


昨年6月23日に行われたイギリスの国民投票では、「残留」を訴えたキャメロン首相(当時)が引責辞任。その後、他の有力候補が党首選への出馬辞退を決めるなか、内務相を務めていたメイ氏はなかば昇格する形で首相に就任します。自身は「残留」支持でしたが、「離脱」という民意を形にしようと奔走します。その結果、移民制限を優先する「ハード・ブレグジット」の道を選びました。メイ氏は3月29日、EU側に離脱を通告し、これから2年間にわたるタフな離脱交渉がスタートするというタイミングでした。


2020年に予定されていた総選挙を今年6月8日に前倒し実施し、そこで勝利すれば保守党内はもちろん、交渉相手のEUからも名実ともにリーダーとして認められるでしょう。直近の支持率調査では保守党が40%台で、最大野党・労働党を20ポイント程度もリードしています。野党はできれば選挙は回避したいはずです。それでも支持者の手前、嫌でも選挙に臨まざるを得なくなる状況を見越して、メイ氏は解散を仕掛けました。

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2017年4月23日の経済記事

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