[注目トピックス 市況・概況]今日の為替市場ポイント:米国株高を意識してリスク回避のドル売り抑制も

*08:38JST 今日の為替市場ポイント:米国株高を意識してリスク回避のドル売り抑制も
5日のドル・円相場は、東京市場では107円97銭から108円28銭まで反発。欧米市場でドルは一時107円82銭まで下げた後に108円49銭まで反発し、108円45銭で取引を終えた。

本日6日のドル・円は主に108円台前半で推移か。米国株高を意識してリスク回避のドル売りはやや抑制されるとみられる。

5日に公表された米地区連銀経済報告によると、12地区中ほぼすべての地区で一定の成長が確認された。ただ、一部の地域で関税がもたらす不透明感、製造業の減速などが指摘された。雇用については、一部地域で労働者の確保が困難になっていると指摘されたが、賃金の伸びは緩やかであると判断されている。物価は大半の地区で緩慢なペースで上昇したとみられている。

市場関係者の間からは「今回公表された経済報告だけを参考にした場合、早期利下げの必要性は高まっていないと言える」との声が聞かれている。ただし、7月30−31日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ポイントの利下げが決定される確率は5日時点で70%程度とやや高い。7日に発表される5月雇用統計(非農業部門雇用者数や平均時給)が市場予想を下回った場合、7月利下げの確率は高まることが予想される。現時点でインフレ加速につながるデータは少ないことから、年内2回の利下げ観測がただちに後退する可能性は低いと思われる。



《CS》

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