*15:04JST 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、米中貿易摩擦緩和への期待も
■下げ渋り、英米金利差の縮小を意識したポンド買いも

先週のポンド・円は下げ渋り。一時135円台前半まで下落したが、米7月利下げの可能性が高まり、英米金利差の縮小を意識したポンド買いが観測された。
中東情勢の悪化を受けて原油先物が上昇したこともポンド相場に対する支援材料となった。取引レンジ:135円38銭−137円19銭。

■下げ渋りか、米中貿易摩擦緩和への期待も

今週のポンド・円は下げ渋りか。英保守党党首選が本格化するなか、強硬派のジョンソン前外相の圧勝が続き、「合意なき」ブレグジットへの思惑からポンド売りが強まりやすい。ただ、米中貿易摩擦緩和への期待感が広がればリスク選好的なドル買い・円売りが優勢となり、この影響でポンドの対円レートは下げ渋る可能性もある。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・6月28日:1-3月期国内総生産確報値(前年比予想:+1.8%)

予想レンジ:135円00銭−138円00銭



《FA》