*18:41JST 米国株見通し:米中協議の先行き不透明感は依然強い
S&P500先物  2879.00(-4.25) (18:10現在)
ナスダック100先物  7580.75(-9.75) (18:10現在)


 18時10分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小安く推移。NYダウ先物は30ドル安ほどで推移している。
欧州株式市場は高安まちまち。時間外取引のNY原油先物は前日比0.40ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、27日の米株式市場は売り優勢気味に始まりそうだ。


 米中対立激化への過度の懸念がやや後退し、米国とイランの対話気運の兆しもみられる。しかし、本日は人民元安が一段と進行しており、米中協議再開にしても先行き不透明感は依然として強い。NY原油先物は、需給に絡む思惑から売り買い交錯によりもみ合いの展開が見込まれる。



 本日発表となる米国の経済指標は、6月FHFA住宅価格指数、6月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数、8月消費者信頼感指数、8月リッチモンド連銀製造業指数。なかでも消費者信頼感指数は大幅な低下が予想されており、株式市場にはややネガティブな材料となる可能性がある。決算発表は、ヒューレット・パッカード・エンタープライズなどが予定されている。


《KK》