*16:23JST 豪ドル週間見通し:強含みか、早期追加利下げ観測後退で売りづらい
■上昇、米中協議の再開決定を好感

先週の豪ドル・円は上昇。豪準備銀行(中央銀行)は9月3日の理事会で政策金利の据え置きを決定したが、公表された声明には追加利下げの必要性についての言及はなかったことから、リスク回避の豪ドル売りは縮小した。
さらに、米中貿易協議の再開が決まったことから、豪ドル買い・円売りが広がり、豪ドル・円は73円台に上昇した。取引レンジ:71円10銭-73円29銭。

■強含みか、早期追加利下げ観測後退で売りづらい

今週の豪ドル・円は強含みか。豪準備銀行(中央銀行)による早期追加利下げ観測は後退しており、豪ドルは売りづらい。10月前半に米中貿易協議が再開されるが、協議進展への期待が豪ドル相場に対する支援材料となる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:71円50銭-74円50銭



《FA》