*07:08JST NY為替:米大幅利下げ観測後退でドル強含み
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円19銭まで売られた後に107円59銭まで上昇し、107円54銭で引けた。米7月JOLT求人件数が予想を下回ったためドル売りが強まったが、「米中通商協議で中国は米国農産品の購入拡大を提案する」との報道や米連邦公開市場委員会(FOMC)は大幅な利下げに踏み切る可能性は低いとの見方が浮上し、ドル買い・円売りが強まった。


ユーロ・ドルは、1.1031ドルまで下落後、1.1052ドルまで反発して1.1042ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は12日開催の理事会で大規模な緩和を発表するとの思惑がユーロ売り圧力となった。ユーロ・円は、118円27銭から118円79まで上昇。ポンド・ドルは、1.2339ドルから1.2375ドルまで上昇。ジョンソン英首相が10月31日に欧州連合(EU)離脱する意思を再表明したことから、やや上げ渋った。ドル・スイスは、0.9889フランから0.9923フランまで上昇した。



《MK》