タカラBIO:2413円(+238円)
急伸。新型コロナウイルスの検査試薬を大幅に増産すると報じられており、買い材料視されている。
テルモ:3886円(-204円)
大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は271億円で前年同期比12.3%減益、会社計画通りのもようだが、市場予想は40-50億円程度下回った。為替市場での円高進行や未実現利益の消去、心臓血管カンパニーの伸び悩みなどが減益決算の背景に。
メルカリ:2368円(+203円)
大幅に7日続伸。20年6月期第2四半期累計(19年7-12月)の営業損益を139.06億円の赤字(前年同期実績36.54億円の赤字)と発表している。広告宣伝費や人件費の増加などが響いた。ただ、フリマアプリの流通総額や決済サービス「メルペイ」の利用者数が拡大し、売上高が38.7%増の329.93億円と伸長したことが好感されている。4日にNTTドコモと業務提携契約を締結すると発表したことも買い材料視されているようだ。
オリンパス:2101.5円(+223.5円)
急騰。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は275億円で前年同期比56.5%増益となり、市場予想を40億円近く上回ったとみられる。欧米や中国など海外で内視鏡販売が拡大し、増税反動減による国内の落ち込みをカバーする形に。通期予想は900億円から920億円に上方修正、コンセンサスにはやや未達の水準ではあるが、100億円程度の特殊費用計上を考慮すれば、実質的には大幅な上振れとも捉えられる。
リベレステ:909円(+16円)
大幅に続伸。110万株(10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表している。
ソフトバンクG:5023円(+296円)
急伸。米有力アクティビストのエリオット・マネジメントが同社株の約3%を取得し、企業統治の改善を求めているもようと伝わっている。
日パレット:4865円(+700円)
大幅に反発。20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)の営業利益を前年同期比215.8%増の3.96億円と発表している。石油化学樹脂関連企業向けのレンタルなどが好調だった。
《FA》