アステリア:1209円(+114円)
大幅反発。モバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」を松屋が採用したと前日に発表している。松屋はPlatioを導入して、ノーコードで独自の衛生管理のための「食品表示チェックアプリ」を2日で作成したようだ。26日には明治安田生命保険が出席型バーチャル株主総会ソリューションを採用したとも発表しており、同社製品の相次ぐ採用発表に評価の高まる展開となっている。
エアトリ:1310円(+83円)
大幅反発。前日に21年9月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の3億円から3.9億円に増額、前期は87.6億円の赤字であった。Go Toトラベルを追い風にして、エアトリ旅行事業の国内領域において収益及び利益が想定以上に回復しているほか、新たに開始したヘルスケア事業も順調に立ち上がって収益に貢献しているようだ。11月13日に業績見通しを公表したばかりであり、早いタイミングでの上方修正がインパクトに。
富士電機:3530円(-180円)
大幅反落。半導体製品の不具合問題で複数の納入先との和解が成立、損失額が現時点で103億円になると発表している。13年7月から19年6月までに製造した一部のパワー半導体において、部品に不具合が見つかり、使い方次第では故障などが起きていたもよう。103億円のうち21億円は上半期決算に計上しているようだ。今期純利益予想は275億円見込みであり、損失額は想定よりも大きいとの見方になっている。