NY外為市場では欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測が強まったにもかかわらずユーロ買いが強まり対ドルで1.2054ドルまで上昇し2018年5月来で最高を更新した。ユーロ・円は124円86銭から125円80銭まで上昇し9月14日以来の高値を更新。ユーロ・ポンドは朝方一時0.9007ポンドまで上昇した。
ECBのラガルド総裁は経済が依然、損害を被っているとし、経済を支援するためにいくつかの手段を再調整すると、12月理事会での追加緩和の可能性を再度表明。ユーロ圏11月消費者物価指数速報値が予想を下回りECBの追加緩和を正当化すると見られている。
ダウ平均株価は271ドル高。米10年債利回りは0.92%で推移した。
《KY》
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