*14:27JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、豪準備銀行理事会に注目
■強含み、米インフラ計画への期待でリスク選好の豪ドル買い

今週の豪ドル・円は強含み。バイデン米大統領による大型インフラ投資計画の発表を受けて景気回復の加速期待が広がり、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが観測された。
貿易黒字の継続や原油などの資源価格の上昇傾向も、豪ドル買いにつながったとみられる。取引レンジ:83円34銭-84円49銭。

■もみ合いか、豪準備銀行理事会に注目

来週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)は4月6日に政策金利を発表する。今回も据え置きが予想される。声明では、豪経済については想定を上回る改善が続いているとして楽観的な見通しになる一方、雇用や物価の先行きには引き続き慎重な見方が示されるとみられ、金融緩和策の長期継続の方針が再確認されそうだ。


○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・6日:豪準備銀行が政策金利発表(0.10%に据え置き予想)
・9日:豪準備銀行が半期金融安定化報告発表

予想レンジ:83円00銭-85円00銭



《FA》