クロスマーケ Research Memo(7):D2C支援事業など中計に先駆けた施策を展開

やや保守的な2022年6月期業績見通し
4. 2022年6月期の業績見通し
同社は、2022年6月期の見通しについては、売上高23,051百万円、営業利益1,903百万円、経常利益1,850百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,101百万円と見込んでいる。2021年6月期が6カ月の変則決算のため、同社は増減率を表示していないが、2021年6月期業績に2020年12月期下期業績を加えた12カ月の業績と対比させた実質ベースだと、売上高で21.0%増、営業利益で4.1%増、経常利益で4.7%減、親会社株主に帰属する当期純利益で12.9%増という見込みになっている。なお、2022年6月期期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用している。

2022年6月期は中期経営計画「DX ACTION 2024」の初年度であり、中期経営計画の指針である「マーケティングDXパートナー」へ向けて様々な取り組みを進めていく第一歩と位置づけられている。これまで培ったグループ全体の資産である顧客データや800万人のパネルネットワーク、データアナリティクステクノロジー、マーケティングリサーチシステムを土台に、グループのCRMデータの統合・活用、パネルネットワークの共有化、DXによる新たなサービス、ビジネスモデルの構築などを進め、ビジネスモデルの進化と各事業の領域拡大を推進する方針である。こうした施策に加え(株)ドゥ・ハウスの連結効果(半期分)もあり、売上高は大幅増加が予想されている。利益面では、売上総利益率は2021年6月期(6カ月)と同水準を見込んでいるが、新型コロナウイルス感染症のリスクが依然残っていることから、海外売上高や連結全体の販管費に関してはやや保守的な前提になっていると思われる。新型コロナウイルス感染症は確かにリスクではあるが、現在の勢いを考えると、同社の利益は会社予想を上回って着地する可能性が高そうだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

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